巻頭です！！
保存用保存用！！という気持ちで2冊購入。しかしあまりのQUOカードの欲しさに2冊ともアンケート切り取りました。（笑）

そして今回11月号ってことで、先月巻頭だったらハロウィン仕様のアオタケ見れたりしたのかなハァハァ！と終わりを目前にして変な興奮をし始める私です。
しかしその興奮の中、俺は敢えて集○社に文句を言いたい！！　何故カラーページを次ページに糊付けしているのか！　と！！
切り取った時に困るんだよ…。
すごく慎重にカラーページを剥離させようとしたけど破れそうで怖かったから、次ページの余白を糊付け残して切りました。裏ページが見開きハイジさんとかじゃなくて良かった…。ほんと良かった…！

という苦難の道を乗り越えて本編です。
続きは折り畳みでどうぞ。


表紙を捲るといきなり走灰ツーショットです。
魂が結びついているんだって…。なにそれ俺を泣かす気か…！
私の中で走灰はやっぱり夕日のイメージなんですよね。あーずびずびする…。


さて、しんみりした所で捲って本編。
ハイジさんの走る姿が…！ぐすっ←
スピードに乗るハイジさんにざわめきが起こります。報道陣は感嘆を、東体大は脅威を感じる、「かつての清瀬灰二」と表現するそれ。
そして松平さんはハイジさんの高校の全盛期を知っているのに、それに抱いた感覚はもう憧れや羨望ではなく畏怖のようで。この表情で松平さんが今は東体大のマネージャーとしてチームを大事に思ってるんだなぁって、すごく温かくなりました。

この後のモノローグに私の涙腺が崩壊…orz
皆と走ってきた1年が、ハイジさんは楽しくて仕方なかったんだってさ…。
「走りたい」って欲求はハイジさんの中で本当に純粋なもので、「楽しかった」も本当に素直な気持ちなんだろうなぁ…。
ハイジさんは感情を言葉にする術をたくさん持ってて、でもその多くある言葉の中から一言を選ぶんだ。
ハイジさんにとって走りが楽しい事が、本当に嬉しいです。
走る事は、比喩ではなくきっと、生きる事だから。
ハイジさんが走る姿ってのは、誰とも違う感覚を我々に与えるものだと思うのです。そしてそれは、下手に言葉にしちゃいけないのかなぁとも思います。
走なんかは、言葉しにしなくてもこう…感じるものがあったりするんだろうけれど。きっと何も言わなくてもいいんだ。
走が今回、連載終了1歩手前だというのに一言も喋らない（笑）のはそういう事なのかなぁと思ったり。
もしくは、この時でさえ走灰の『無言の会話』はまだ続いてて、走はハイジさんにずっと呼び掛けてるのかもしれない。ハイジさんもそれに答えようと走ってるのかもしれない。
走灰は、自分の走りに近い感覚を相手が持ってるってお互いにわかってるんだのものね。


そんなハイジさんに先を行かれまいと朝倉さんが頑張ります。
今月は朝倉さんのバックボーンに触れていました…。朝倉さん…男前すぎる…！
朝倉さんは一般入試組らしいです。そしてその星らしいです。
本当に…東体大みたいな厳しいとこでここまで昇りつめてる朝倉さんはどれだけに努力したんだろう。
松平さんに「オレたちと一緒に戦っていくんだ」って言った朝倉さんは、そうやって松平さんを『走る事』に近付けてくれてるんだろうなぁ…。
すみませんでした朝倉さん、今まで馬背田顔だなんて言って…。あなたは立派な東体大主将です…！！！うわぁあああん

チクショウなんなのさこの所の異常なまでの男前上昇率は！と思いながらそのまま読み進め……P28、29の見開きにまたもや　涙　腺　が　崩　壊　orz！
走の楽しそうな顔に導かれるように走るハイジさんが…。脚も痛み出したのにすごく穏やかな表情なのがまたああああああorz
それを巡ってのアオタケの様子にもぎゅっとくるものがありました。
ハイジさんの「選手としての将来」を口にするユキ。
ハイジさんの走る姿を「生き様」と表現するニコチャン。
ぬるい事言うなってユキに言うニコチャンは、でもとても辛そうな顔をしていて…。
悲しくない訳がないんだ。ハイジさんが走れなくなる事も、それを受け入れなくちゃいけない自分達も。
キングとユキがこんな表情をするのは、寛政に来たばかりの、塞いでいたハイジさんの姿を知ってるからかな…。
そしてキングは『何かを失くす事への恐怖』を、ユキは『何かを失くす痛み』を知ってるのかな。神童さんの事もハイジさんの事もそうで、だからこんなに必死で。
今のハイジさんから『走る事』を奪いたくないのかもしれない。
でも、ハイジさんの『走る』は、単純に自分が物理的に走る事を指すものではないから……っていうのはたぶん次の感想で書く事になるのかなぁ。
そんなキングとユキに対して、そこを押し止めるニコチャンとの違いはやっぱり陸上経験の違いだろうか。
この年長組の絆も大好きです…！

そしてなんと、このシーンで　ユ　キ　が　泣　い　た　…　！！！！
この言い合いの後、おそらく泣いたユキをニコチャンは慰めたのでしょうね^^
だって次のページで双子とムサを飛び越してユキの隣に移動してるもの！　なんという夫婦！！　なんという良い旦那！！！！
いつもさり気ない素敵なニコユキを有難う海野センセー！！！！


しかし佐貫さんのモノローグはいつも私の心に引っ掛かりを与えます。いつも私は貴方に言いたい事がたくさんある！
ハイジさんは別に生き急いでなんかないよ。（このモノローグ佐貫さんですよね？）ただ『生きてる』だけなんだ。やるとかやらないとかじゃないと思うんだ、ハイジさんにとって『走る』って。
うああああ上手く言葉にならないなこれ…！
とにかくそうじゃないんだよ佐貫さん！　このチューリップハットの犯人め！←

あと、台無しになるのでどこで話題にしたらいいかわからなくてここまで来たんですが、やっぱり気になるので書きます。
P13の出雲一高チームメイトくん…1人だけ　トーン　剥　げ　て　る　よ　…　！　
藤岡さんだったら「藤岡さんだけに！」って全力でネタにするんですが。残念！←
あと、今回松平さんがハイジさんを「清瀬さん」と呼んでましたね。いつものフルネーム呼びはどうしたの？　報道の人が清瀬灰二清瀬灰二言うから「俺の方が馴染みあるんだぞ」アピール？（笑）


そして次号の予告ページ…「風が強く吹いている」涙の最終回！って…orz
ほんとに涙だよ…最終回拡大80ページ増とかにならないかな…ならないよねわかってるよ！
終わるのはとても寂しいけど、終わらなくてはいけない物語だとも思うのです。はぁあああああほんと最終回そわそわする…！