ちょっと気持ち悪い感じに長いSAMURAI7の25話感想。(今更)
本館雑記の流れちゃったけど、結構私の中の9勘イメージとかしっかり盛り込んであるので、今後の参考のために残しておこうかと。
雑記からのまんまコピペです。
私の為の覚書に近い感じで。以下折り畳みです。
あ、侍見てない方は重要なネタバレしてるので気を付けて下さいね!
遂に来たな…キュウ戦線離脱戦。分かっててもじわっとキました。母と一緒に見ながら、「切ねー…」とぼやきました。ほんと切ない…。
この回は見る度にいろいろ悲しくなる。キュウが死ぬ消失感とか。
最初見た時は「えぇぇええぇ――!?」みたいなんだったけど、落ち着いてみるといろいろ考えさせられると言うか…。考えれば考えるほどずぶずぶ深みにはまっちゃう。
強い弱いって尺度で人を見るキュウは、おっさまに対して理解し難く思ってる部分があるんだろうと思う。
でもその理解できない部分に強さがあるんしゃないかー、とかね。
だから共に行きたかったんじゃないか、とか言った妄想が広がる訳ですよ。
で、強さを求める為のその目的がいつの間にか摩り替わっっちゃって、1人でちょっと動揺するキュウとか萌える。
おっさまの中の強さじゃなくて、強さの中のおっさまを求めてみたりね。
結局おっさまとは果たせずして死んだ訳だけど。
キュウはおっさまの戦う戦場で散れた事が、案外すんなり受け入れられたんじゃないかなぁ。本来悔しく思ってもいい筈なのに安らかな気分になってる自分に、最期まで不可解な気持ちを抱いてたらいいよ。
9勘は平行線のままでもいいかなー、とかも思う。結局2人の思考が交差する部分ってのは限りなく少ないんじゃないかと思う訳で。
混ざり合わないエロスってのもアリなんじゃないかなぁ、とか…。――まぁコレは戦場に於ける力に対する気持ちの上でね!
普段の恋愛(?)相互感情とか身体についてはどんどん混じりあって欲しいです。組んず解れつしてくれて大いに結構!!(笑)
でも、最期の最期でおっさまから待ってろって言われた時はキュウ嬉しかったろうなぁ、と。
今まで散々待たされて、ならあとどれくらい待っったて平気だ、とか思って「村で待つ」…そう言ってたら切ない。
自分が死ぬって事を理解できてない訳はないし…。
おっさまが勝って帰ってくるって信じてるキュウの台詞。泣くって… ま じ で !!
村って存在が2人を繋ぐ大事な何かになってたんじゃないかなー、とか思うんだ。
おっさまも、自分との勝負だけじゃなくて村の事を考えてくれてたキュウに込み上げてくる何かがあったりして。本当はその骸ごと抱き締めてあげたい。
でもカッつんの手前、大仰に死者を悼んじゃいけない…なんて葛藤があったりするとまた切ない。
身体を受け止める事、死を見届ける事、素手で(←ココ重要)瞼を閉じて血を拭ってあげる事、聞こえない耳に言葉を掛ける事。それがおっさまがしてあげられる最大限の行為だったんだろうな。
私個人としては、カッつん悪くないって分かってても怒りたかった。でも、おっさま自身が許すキュウの死を私が否定しちゃいけないんだなーって思う。
「冥府で」って言うのが、何かこう…ずんと来た。
浄土なんか望めないって分かってるんだよね、きっとおっさまは。
それを求められたからと言っても、人や野伏せりを斬った事実ってのは消えない訳だし。軍属に就いてた事をおっさまは罪として受け入れてるのではないかと。
自分の理想に他人を巻き込む事も、たぶんそう。それによって散った命も、おそらくは自分の所為にしちゃうんだろうなぁ。
おっさまは負け戦と兵士達の遺志を背負って生きて行くんだよね。
辛くない筈ないのに、平気そうな顔して痛みを耐えちゃう。…だからあんなアンニュイフェロモン大放出してんだよおっさまは!!(笑)
で、「直ぐに逝く(字はコレでいいのか?)」って言ったおっさま。その割にずっと死ねない人だと思うのです。
痛みやら後悔やらは少しずつ蓄積して行って、色気は年輪と共に増す一方。
そしてあんまり侍らしい死に方をしないような気がする。(酷)
…キュウとおっさま語りじゃねーか!!
いやうん、こうなる事は分かってたんだけどね。
9勘以外について、少しだけ語りたい事を以下につらつらと。
↑で9勘を何だかしんみーり語ってしまったので、ちょっとテンション上がる所から斬り込んで行きます!
断片的に語ってますので、ちょっと分かり難かったりするかもです。
つか、25話は戦闘シーン格好いいですよね! 4話の次に好きな殺陣です!
斬艦刀の上に縦列な3人。斬り込みキュウ、おっさまがトリで、間に挟まれるキクチヨ。力関係が見えますね。(笑)
ここで靡く服その他が大好きです…!でれでれ
おっさまのマフリャーが靡く! 髪が靡く! キュウの裾が靡く!
むしろハァハァ言い出します。(末期だよアンタ)
キュウの超振動ブレード(笑)も見れるし。
スパンスパン野伏せりを斬る様は壮観と言うか。多数対小数の、小数がばったばったと敵を薙倒すのが痛快ですもの!
相変わらずキクチヨは可愛さ担当で、かなり無謀な戦闘にゆとりを持たせてくれますな!
都に乗り込む際の着地とかも個性あって素敵!
シチさん超かっけぇー! 伸びる腕!(笑) 背の向け方とか…! ひゅっ、て腕払って風で上着がばたばたーって…! あー、惚れるね惚れる!
よろけるおじさんに悶えます!
「ぬあっ」みたいな一声も素敵ですよ!
おっさまは地面を転がる姿が異様に似合うと思うのです!(別にSとかじゃない で す よ !)
で、テッサイ好きです。(イキナリ)
彼は彼なりに、サムライってのに拘りがあって。たぶん自分が成り切れなかった侍を続けてる人間が羨ましかったのかなぁ。そして悔しくもあって、でもそれなりの誇りもあって。
だから自分の刀で勝負を挑んだんじゃないだろうか。刀で送ってやるって台詞、すっげ漢らしかった!
何て言うかアレです、旦那さんにしたい人No.2だテッサイ。(1位はゴロさんで!)
そして問題のヘイさん。
ヘイさんはアレ、「米を食べて戦をする」みたいな事を言ってたじゃないですか。つまり、ヘイさんにとって、食べる事は生きる事と同義だったんじゃないかと。
だから最期の言葉は「生きたい」って言ってるみたいに聞こえるなー。
で、シチハチ的にオイシかったのは、シチさんの「ヘイさんは?」。
いや、辛くもあるんですがね。ヘイさんの安否を確かめるシチさんにぐっときました。
視聴者としては、その情報は再確認であっても、カッつん以外のお侍面々には初耳の事で…。覚悟はしていてもやっぱり辛いんだろうな。
おっさまは、誰が死ぬかは分からんみたいな事を言ってカッつんを労うんだけど…。
それはやっぱ、自分がキュウを喪った事もそうだし、シチさんの為の言葉であったのではないかな、とか。
さすがに色恋疎いおっさまでも、古女房の想い人くらいはご存知でしょうよ。――って話。
あとはアレ、複製は右の子が1番可愛らしいと思いました。ポーズがいちいち可愛い。(笑)
それとアレだ! おっさまがキララの告白を遮った件について!
「カンベエ様!」と呼ばれて微妙な反応を返すキュウ。半身振り返った状態から動かず、おっさまのお隣死守! おいちゃんは何かあったら斬り掛かるつもりなんじゃないかとハラハラしたよ!(笑)
細かい部分にも9勘見つけてはしゃぐ深夜1時台。
枯れてねぇ! アンタの色気は枯れてなんかいねぇよ!! THE☆OSSAMAフェロモン!!(煩せぇ)
…とまぁこんな感じで。
9勘好きだなぁ、9勘。ちょっと9勘熱ぶり返してきたかも…。
侍小説の文庫がそう言えば出てたんだよな! か、買わないと…!!

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